賃貸住宅トラブル解決法◆「2重サッシ」はお得な設備か?
● バルコニー側の窓が2重サッシに
分譲マンションが賃貸部件となっている分譲賃貸マンションで見かけたのですが、そのお部屋のバルコニー側の窓枠サッシは、2重になっていました。
窓サッシが2重になっているので、部屋からバルコニーに出るためには、2回ガラス窓を開けることになります。
● 2重サッシの利点〜メリット
雪国などの寒い地域では、2重サッシが多く使われています。2重サッシにすると断熱性がとても向上するためです。
また、防音室にも2重サッシが使われます。コンサートホールや映画館の入り口でも、扉が2重になっているのをよく見かけます。
以上のように、2重サッシの主な利点には、
・断熱効果
・防音効果
があるわけです。
● 2重サッシの欠点〜デメリット
欠点というわけではないですが、今回見た分譲賃貸マンションで、
なぜ2重サッシが使われていたのだろうか?
ということを考えて見ます。
そのマンションは、バルコニー側に国道が走っていて、周りに高い建物がなく日当たりもよく、とても見晴らしのいいマンションでした。
その上、窓サッシは2重になっていて、断熱性、防音性にも優れている。
これだけ考えると、とてもいい賃貸物件のように思えます。
なぜ、2重サッシが使われているのか?という問いの答えは、もう、お気づきかと思いますが、
マンションの目の前を通る国道の騒音対策のためです。
● 実際に住んだ時を考えて見ましょう。
国道を走る車の音のために、2重サッシで防音対策がとられている。
きちんと対策がとられているのだから安心じゃないか。と思われます。
しかし、実際に住んだ時を考えて見ましょう。
夏の暑い日に、窓を開けて風を入れながら昼寝をしようと思ったが、
車の音が気になって、眠れなかった。
このマンションでは、
夏は、窓を閉めて、いつもクーラーをつける生活になりそうです。
どんな部屋でも、夏はクーラーをつけっぱなしにしている。
という人には、関係ないことですが、
★ 賃貸物件のお部屋探しでは、
その部屋での生活を、具体的によく想像してみることが大切です。★


